【番外編】鬼に愛された女【鋼編】


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「おっ?なにしてんだ?」


動けずにいた俺は、頭領に見つかってしまった


「何でもありません」


頭を下げ、資料を取りに部屋へと向かった


頭領は優しい方だからなにも言わないが、きっといい迷惑と思っているはず


いやな考えだけが頭の中でよぎる



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