【番外編】鬼に愛された女【鋼編】


「あいつら、屋敷の家臣じゃない。頭領の名にすがって来た奴らだ。俺が認めた奴らじゃない」


頭領が言うには、頭領という名にすがり、地位の昇格などを目的に居座っていたらしい


仕事には支障はないし、手伝ってくれたから今までなにも言わなかったそうだ


「だから、お前は気にすることはない」


頭領はニッと、笑いながら、俺の頭をくしゃくしゃと撫でてきた



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