【番外編】鬼に愛された女【鋼編】



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「ふー」


俺は息を吐き出して一息つく


布で髪を豪快に拭いていく


……眠い


このまま寝ようかと思ったが、近江と約束したしな


約束を破るとあとが面倒だし……


仕方ない、と、ため息をつき、近江を捜した


「……いないのか?」


近江の部屋に来たが、いないようだ


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