【番外編】鬼に愛された女【鋼編】


「わかったから離せ……」


近江の身体を軽々と持ち上げて、降ろす


「なにして遊ぶんだ?」

「え〜とね……」


何やら考え始めると、近江はうなりだした


「くくっ」


うなっている近江を見ていると、俺はつい笑ってしまった


うなる必要はあるのか?

小さく笑っていると、屋敷の女房が俺らに近づいてきた


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