死んだ瞳の綺麗な人間

可愛い男の子の天使

・星羅side・
「星羅っ!!」

「星羅ちゃん?」

「星羅っ!!」

誰かが呼んでる。

体が揺れてる。

あたしは
ゆっくり
目を開けた。

すると
どうだろう
目の前には
やけに
整ってる
顔が
2つ。

イケメンだ。

まあ
そのうちの一つは
椎何だけどね。

まあいいや。

「なに?」

あたしは
声を出した。

「あのね?
もお
放課後だよ?
帰らないの?」

と、もう1人の
爽やか眼鏡
イケメンに言われた。

まあ
髪の毛が
金髪だけどね…。

目も青だけどね。

どっかの
ハーフなのかな?

あたしは
まじまじと
爽やかイケメンを
見ていた。

すると
どうだろう

徐々に
爽やかイケメンの
顔は赤くなり
とうとう

「ムリだっ」

と、言って
下に下りてしまった。

はて?
どうしたんだろうね。

まあ
いいや。

帰るか。

あたしは
立ち上がり
スカートが
捲れない様に
下に降りた。

捲れない様に
降りるとか
あたし
天才っ!!!

そう思いながら
あたしは
屋上を
出て行こうとしたが

「星羅。
帰るきじゃねーよな。」

と、言う
椎の声で
あたしは
立ち止まり

「え?帰るよ?」

間抜けな声で
答えた。
< 37 / 158 >

この作品をシェア

pagetop