七転び…八起き?
は?と皆目を丸くする
「だってそうだろ?USBは向こうが持ってる。なら、コッチから乗り込んで奪い返せばいい話じゃねぇか。」
「ちょ、待てや!簡単に乗り込む言うてるけど…相手ヤクザやぞ!?」
確かに、相手はヤクザだ
ヤンキー相手みたいに…一筋縄ではいかないだろう
けど…
「心配すんな。俺は強い。」
「そんなん聞いてへんわ!つうか、お前には関係「関係ある。」
「は?」と拓人さんは顔を歪めた
目を丸くしてる彼女に、私は視線を合わせる
「こんな美女が困ってるのに…助けないなんて紳士の名が廃るぜ。」