七転び…八起き?
2週間前
ポストに投函されてた一通の手紙
それは…桜欄学園の卒業式の招待状だった
最初は意味が分からなくて
行くかずっと悩んでた
だけど…私は行くことを決意したんだ
「お前これからどうすんの?」
「生徒のみんなが体育館に行ったら、ゆっくり校舎を回ろうと思うんだ。昼の便で向こうに帰る。」
本当は、もっとゆっくりしたいとこなんだけどな…
昨日着いたばっかなのにあわだたしいや
「…アイツ等には、会ってかねぇのか?」
叔父さんの問いに、私はもう迷わない
「…会わないよ。今は、まだ会うべきじゃないから…。」