七転び…八起き?
まだみんなに会うべきじゃない
今会ったらきっと…私は何も変われない
「…そうか。」
叔父さんは、まるで最初からわかってたように
すぐに納得してくれた
私はポケットから、一通の封筒を出す
「叔父さんこれ…みんなに、渡してくれないかな?」
どうしても、みんなに伝えたい事がある
それを昨日…ホテルで書いてきた
叔父さんはフッと笑うと、「しゃあねぇな。」と言って受け取ってくれた
「理事長!こんなとこいたん…ーーって橘!?」
ガン、とドアが開いた
「…サトちゃん!?」