七転び…八起き?
私の答えに、2人は満足げに笑った
「そういうサトちゃんこそ、こんなとこに何しに来たんだよ?」
「ヤベェ忘れてた。理事長、もうすぐ生徒達の移動を開始します。」
叔父さんは「はいはい。」と軽く返事をした
「じゃまずは俺、中庭から行こうかな。」
校舎内はまだ生徒いるし
中庭とか行って時間を稼ごう
「じゃあな祐希。また来いよ。」
「一応、ここはお前の母校だからな。」
叔父さんとサトちゃんの言葉に、私はとても嬉しくなって
「ありがと!」
笑ってそう言えた