七転び…八起き?
…?
えーっと、何だ?
この人今、何て言った?
「ダダをこねた…?」
私が?
「…はぁぁぁぁぁ!?」
私の叫び声は辺りに響く。
皆耳を塞いだ。
「うっさいな。いきなり叫ぶな。」
「いや叫ぶしかないだろ!?いつ、どこで、私がダダこねたんだよ!!」
私の記憶上、雪乃に嫌々連れていかれた筈
哀れな被害者は私の筈なのに…
「だから、あんたが我が儘言うから俺まで巻き込まれたの。いい加減理解しろよ。」