七転び…八起き?
「いよっしゃー!着いたぁぁぁぁぁ!!」
公共の場でそんなはた迷惑な叫び声を上げたのは
言う必要も無く…智だ
「ちょ、何皆スルーしてんだよ!!他人扱いしてんなって!」
それは無理だろ、普通に
「ついてくるな。お前と友達だと思われたくない。」
「ごめん霧也!もう金輪際叫びません!!」
泣きつく智を横目に見ながら
俺は京都駅を眺めた。
…来ちゃったんだな
「祐希の事思い出してたのか?」