七転び…八起き?
「グッ…うっ…。」崩れ落ちていくヤクザ
後ろの方で、もう一匹の方も秋夜達にやられたと音で理解した
「お前らの目的は何なんだ?さっきから言ってる…『アイツ』と関係あんのか?」
「な、オイ!!」
後ろから秋夜に肩を掴まれる
が、私はそれを振り払ってヤクザの胸ぐらを掴んだ
「答えろよ。一般人まで巻き込んで、こんな喧嘩してる理由を。」
お前が勝手に巻き込まれに来たんだろ
この場にいる全員はそう思った
「ハッ…お前、なんか勘違いしてるみたいやな。先に喧嘩ふっかけてきたんは俺らやない…向こうや。」
「「!」」ヤクザの言葉に
秋夜達は目の色を変えた
「てめぇ…何言い出してん「止めろ秋夜。」
チッ、と秋夜は舌打ちを吐いた
「ほんの数週間前にな、『アイツ』が俺らから大事なUSB メモリーを奪ってきよった。その後『アイツ』は『嵐蝶』と手を組んだっちゅーことや。」