七転び…八起き?
今にも口から火が出てきそうな勢い
そんな日向さんに、「その話は今終わりました」なんて言えない
一瞬で灰にされてしまう
「その、勝手なことしてすみません。けど、あの時は男の子が人質にとられてて、『嵐蝶』の奴等が動けなかった。
誰かが状況を変えなきゃ、男の子は…。」
「他にも男がゴロゴロ居たろ。ソイツらに任せればいいんだよ。それにあれは『嵐蝶』の喧嘩だ。俺達が入る意味も無い。」
冷たく言い放つ日向さん
私はどこか恐怖を覚えた
「ちょっと喧嘩が出来るからって、でしゃばってんじゃねぇよ!これでお前が死んだらどうするんだ!!」