七転び…八起き?
「…そんなの、関係ないよ。」
「私もずっとそう思ってた。けど、日向の負担になっているなら、私は…。」
「…何、勝手なこといってんだよ?」
「「!!!」」祐菜と蓮は日向に視線を向けた
頭を抱えながら、日向はゆっくり起き上がる
「日向…起きてたの?」
「あのな、俺がお前一人のせいでペース乱されると思ってんのか?
親父のことは気にするな。全部俺の問題だ。」
「…けど「大丈夫、大丈夫だから。」
日向が優しく笑う
その優しさに、祐菜は言葉を詰まらせた
「あと、コレ。」