七転び…八起き?
オートロックのたドアを出る
真冬の寒さが襲うなか、私は空を見上げた
「オイ。」
「ぎゃぁぁぁ!!!」
突然かけられた声に、私の心臓ドキドキMAX
思わず一歩下がった私の視界に映った人物
「なっ…日向さん!!」
壁に凭れながら
日向さんは私を見据えた
「色気ねぇ悲鳴だな。」
「いやいや、いきなり声かけるからだろ!?ここで色気なんて出せると思ってんすか!?」
そんなくらい、色気中心に私の世界は回ってはいない!
それに、こんな所で「きゃあ♪」なんて悲鳴あげられる奴絶対振りだからな!
ソイツ、驚いてないからな!
って…
「日向さん、何で私ってわかったんですか!?」