社長の旦那と恋知らずの妻(わたし)



私から拓斗さんから離れていく事ほど有り得ない事はない。


って事は私は拓斗さんとずっとずーっと一緒に居れるって事なんだよね。





「えへへ」





拓斗さんと一緒に居れる。


ずっとずっとずーっと拓斗さんが。





「私は拓斗さんしか見れませんから大丈夫です!これだけは胸を張って言えます。そのくらい自信があります」

「そうか」

「はい!だから心配ないですね。拓斗さんが私が離れていかない限り目移りしないって言ってくれましたから。拓斗さんが不倫する可能性は一ミリもないって事です」





教頭先生のようにはならない。


そうですよね…?





「じゃあ、他の内容にします。突然ですが拓斗さんに質問です。私は劇でなにを演じたでしょうか?」



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