社長の旦那と恋知らずの妻(わたし)
「触る方もなかなかいい」
「嬉しいです」
やばい、本当に寝ちゃいそう…
私が思ってる以上に眠たいのかも…
「我慢せず寝るといい」
「ごめんなさい」
いつもならこのくらいの時間は起きていて、何かしらしてるから寝るには少しはやい時間。
だから我が儘だけど出来たらもっと拓斗さんと喋っていたいんだけど…
「拓斗さん。おやすみなさい」
眠気には勝てずにゆっくりと瞼をおろした。
心地良かった為かものの数分で強烈な睡魔がドドッと押し寄せて来た。
もう寝れそう。
なんて意識が朦朧としてる中で思っているとふと今日の事を思い出した。
今日の事を一言であらわすなら妊娠検査薬。