女神と天使
「綺麗な夜景。」
そこは高層ビルの上にある高級そうなレストランだった。
私達の席は壁がガラスで夜景がとても綺麗。
「この席、予約しておいてよかった。綺麗な夜景を見せたかったんです。」
「予約までしてあったんですか?」
「いや、貸し切りにしておいたよ。」
貸し切り!?一体どれくらいのお金がかかっているのだろう・・・。
「・・・何か、すみません。」
「いえいえ、喜んでくれてとても嬉しいです。どうぞ、今日は私の厚意に甘えてください。」
「・・じゃあ、そうします。」
次々と運ばれてくる食事はどれもすごくおいしかった。
翔太君にも食べさせたいな。きっと喜ぶだろう。
あ、今は気まずいかも。
「女神さん?」
「あ!どれもおいしいですね!?」
今は進一さんとのお食事に集中しよう。