女神と天使

「また、キスしちゃうかもよ?」


「え?・・・それは嫌だけど・・・。」

「・・・。」


「最初私を信じてくれたように、私も信じてるから。」


「ズルイよ・・・。」

「え?」


次の瞬間、私はキスされていた。


「・・・いきなり何するのもう。」

「かわいい小鳥が悪いんだよ。」

「なっ\\」


「それに、僕、流れ星に願い事したんだ。キスしたい~ってww」

「ええ!」


「だから、願い事かなえてよ、小鳥。」

「さっきから小鳥って・・・」


言いたいことはあったけど、彼からの優しいキスでもう何も言えなくなってしまった。


じんわりと温かいものが心にたまっていく感じがした。



明日は彼の退院日。


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