天神学園高等部の奇怪な面々Ⅸ
「迂闊に近づくんじゃねぇよ千歳」
龍太郎が庇うように立つ。
「レーヴは寝起きが超悪ィんだ。下手に手ぇ出すと撲殺されんぞ?」
「しかし、さっさと起こして麿達も避難せねば炎と煙に巻かれるやもしれぬぞ?」
その割には扇で呑気にパタパタ扇ぐ融。
「あのっ、ちょっと提案」
美葉が挙手した。
「レーヴって、可愛い女の子を抱き枕に捧げたら鎮める事が出来るって…誰かが抱き枕になった状態で起こせば、暴れないんじゃないかな?」
龍太郎が庇うように立つ。
「レーヴは寝起きが超悪ィんだ。下手に手ぇ出すと撲殺されんぞ?」
「しかし、さっさと起こして麿達も避難せねば炎と煙に巻かれるやもしれぬぞ?」
その割には扇で呑気にパタパタ扇ぐ融。
「あのっ、ちょっと提案」
美葉が挙手した。
「レーヴって、可愛い女の子を抱き枕に捧げたら鎮める事が出来るって…誰かが抱き枕になった状態で起こせば、暴れないんじゃないかな?」