天神学園高等部の奇怪な面々Ⅸ
まぁいいのである。
みんな大好きフルボッコの龍太郎は、プールに落ちてびしょ濡れになるくらいいつもの事なのである。
しかし季節柄、水に落ちるのは辛い季候になって参りました。
仕方がないので制服が乾くまで、更衣室で体育用のジャージを着る龍太郎。
「大丈夫だよ龍太郎、スペシャルバカだから風邪引かない」
「引くわこの野郎!てか、まずごめんなさいだろうがっ!」
大激怒する龍太郎の発言は華麗にスルーして。
「お腹減った…」
美葉が呟く。
「お前俺の話を…!」
「ねぇ龍太郎、お腹減った」
「っ……」
どこまでもマイペース。
「ったく、しょうがねぇな…」
龍太郎はポケットから財布を取り出す。
入っていたのは100円玉二枚。
うわっ、スペシャルバカで厨二病の上に貧乏かよっ。
龍太郎、超かっこ悪ィ。
みんな大好きフルボッコの龍太郎は、プールに落ちてびしょ濡れになるくらいいつもの事なのである。
しかし季節柄、水に落ちるのは辛い季候になって参りました。
仕方がないので制服が乾くまで、更衣室で体育用のジャージを着る龍太郎。
「大丈夫だよ龍太郎、スペシャルバカだから風邪引かない」
「引くわこの野郎!てか、まずごめんなさいだろうがっ!」
大激怒する龍太郎の発言は華麗にスルーして。
「お腹減った…」
美葉が呟く。
「お前俺の話を…!」
「ねぇ龍太郎、お腹減った」
「っ……」
どこまでもマイペース。
「ったく、しょうがねぇな…」
龍太郎はポケットから財布を取り出す。
入っていたのは100円玉二枚。
うわっ、スペシャルバカで厨二病の上に貧乏かよっ。
龍太郎、超かっこ悪ィ。