天神学園高等部の奇怪な面々Ⅸ
「いいか、美葉」
目の色を変えて、龍太郎がドスの効いた声で言う。
「パンの代金200円はチャラにしてやる。この写真の事は絶対に言うな。もし言ったら…」
珍しく龍太郎が、ギラリと眼を光らせる。
「夢の島にでも置き去りにして、二度と迎えに行ってやらん」
「ひぃいいぃいいぃいっ!」
方向音痴の美葉にとって、それは確実な野垂れ死にを意味した。
「いいな?秘密にしてられるな?よい子とお兄さんの約束だ」
龍太郎のプレッシャーに負けて、コクコクと頷く美葉。
目の色を変えて、龍太郎がドスの効いた声で言う。
「パンの代金200円はチャラにしてやる。この写真の事は絶対に言うな。もし言ったら…」
珍しく龍太郎が、ギラリと眼を光らせる。
「夢の島にでも置き去りにして、二度と迎えに行ってやらん」
「ひぃいいぃいいぃいっ!」
方向音痴の美葉にとって、それは確実な野垂れ死にを意味した。
「いいな?秘密にしてられるな?よい子とお兄さんの約束だ」
龍太郎のプレッシャーに負けて、コクコクと頷く美葉。