ゴブリン! ゴブリン!


「あ、あんた達は――」


 胸を張るシックス君とラムラムとチークン。


「下着ドロ変態じゃなあっ?!」
「キャーッ! 変態、変態~!」
「ちょっと、待つザマス! その情熱の赤い下着は私のザマス!」
 と、ラムラムの頭の下着を指差し、のたまったのは、中年太りの激しいおばさん。


 ラムラム失神(自業自得)。

「キーッ! そのピンクの下着は私のじゃよ!」
 と、チークンの頭を指差して、のたまったのは、皺くちゃおばあさん。


 チークン失神(正しく自業自得)。


「ちょっと待て! その青い下着と紫の下着は、わしのブリーフじゃぞ!」
 と、シックス君の頭と股間の下着を指差して、のたまったのは、皺くちゃおじいさん。


 シックス君、失神(ここまでいくと悲惨)。


 取り敢えず三人は、おばさんとおばあさんとおじいさんの悪夢に、翌朝までうなされる事になりましたとさ(自業自得)。


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