ゴブリン! ゴブリン!
「あーっ! シックス!」
――この一騎討ちの届け人として呼ばれたのは――
「プー姫!(シックス君、歓喜です)オーッ!モーレツーッ!」
プー姫のスケスケネグリジェ姿を見たシックス君は、モロ沸騰です。
恥ずかしがるものと思っていると、ツカツカツカ、とプー姫はシックス君の横をスルーしまして、まずゲロゲロゲ~とステージ横で吐きました。まだ酔っ払っているんですねえ。
で、ツカツカツカと戻ってきて。
ガンッ。
取り敢えず一発、シックス君の頭にハイブロウ鉄拳制裁ツッコミです。
「何で、私の下着を頭に被っているのよ?(ドスが効いています)」
「いや、コレはあの、その、陰謀じゃよ、ギャ……」
ガガンッ。
もう一発、ハイブロウ鉄拳制裁ツッコミッス。手加減ナシッス。
「陰謀説に逃げないで。何で私の下着を被っているの?」
「す、好きだから……(視線を下に←赤面です)」
「下着が?! 変態! やだっ、もう!(こっちも顔を手で覆って、赤面です)」
「ち、違うよ! 誰の下着でもいいワケじゃない! 大好きなプー姫の下着だから……(もごもご←説得力全然ないです)」
「え?(赤面しつつ、呆然としています。こーやって見ると、プー姫って案外カワイイかも)」
「す、好きだから……だから助けに来たんだ!(カッコイイですよ、シックス君!)」
「ああ、シックス!」
「プー姫!」
嬉しそうに抱き合う二人です。