煌く恋星
引き寄せられた体は、彼の大きい胸の中に沈められた。


温かい、大きな腕で私の体をゆっくりと、優しく包み込んだ。




こんなのいけないよ…


まだ、会ったばっかなのに…



でも…すごく居心地がいい…




ずっとここにいたい…。





でも、やっぱり…


と思い、体を離そうと試みた。




予想通り、離れなかった。



それどころか、彼の力はもっと強まった。





抵抗する事さえできなくなってしまった。





するとゆっくりと体が離れ…



『ごめん…』


彼はそう言った。
















『…ぁ…』

















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