煌く恋星
俺は彼女の唇を奪った。

その瞬間に小さくてやわらかい声が漏れた。


その声が愛しく感じた。



舌を絡ませる。

すごく激しく…


熱く…



人ごみに隠れるようにして…


周りの目など気にしない。

今日会ったばかりなんて気にしない…



たとえ彼女に嫌われても…。



まだ…


彼女の名前も知らないのに…。




















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