君がいるから世界は廻る

イエロー



『朝だにょー!朝だにょー!朝だ…』バン!!

目覚ましの音でアタシは目をさます。

「ふぁ…あ」

おはよう。
小さくつぶやいてみた、
学校が楽しみな朝は
いつぶりだろう。
ずいぶんと久しぶりだ。

今日はなんだか、
世界がモノクロとイエローだ。

「行ってきます♪」

学校の門を通ると前に巴さんがいた。

「お、おはようございます!」

「おはよう」

ぁ、あれ?
なんだか昨日とキャラが違う気が…。

「はい!とも…!?」

「どうしたの」

「あの〜…巴さんの後ろの人はどちら様でしょうか?」

なんだかよくわからない人が
巴さんの後ろに隠れてアタシを
みている…。

「あぁ、フユは私の…「だ、誰だテメーはッ」

巴さんが話してるのをさえぎり
いきなりアタシに怒鳴ってきた。
人が話しを聞いているのに。

「……アタシは巴さんの話しを聞いていたんです!!それに誰だって言う前に自分の名前を言えってんですよ!!」

「あぁ!?俺はなぁ上田 冬騎ってんだ!て、テメーこそ人に聞かれたら答えんのがジョーシキだろーが!そ、それにお前ッ…マドカのなんだ!?//」


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