監禁なう。



「ッ〜にゃろ〜」


「痛たた…

何も突き飛ばすこと…」


「あるわーっ!!

セクハラで訴えるぞこの野郎!

早くここから出してーっ!!」


ありったけの毛布と布団を体に巻きつける。


「む〜

…まあ今日のところは許してあげる。

時間はたーっぷりあるんだから」


膨れっ面からの満面の笑み。


けれど言っていることは微塵も可愛らしくない。



そんな訳で、こうしてあたしの長い長い監禁生活がスタートしたのでした。




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