【完】 SECRET♥LOVE 危険なアイツの危険な誘惑

 「なぁ主任・・・」

翡翠の白い首筋に唇を押し付ける。


 「ちょっ///」

慌てる翡翠などお構いなしに琥珀の舌がスーと翡翠の首筋を舐め上げる。
翡翠の身体はビクッと反応する。



 「あぶなぃから///」

野菜を切っていた手先が止まる。


 「だって主任いい匂いするから・・・俺我慢できない」

 「なっ!! けが人のくせに!!」

 「やっぱりダメ?」

 「当たり前でしょ!! 我慢しなさい」

翡翠の腰に回した琥珀の腕に力が入る。
琥珀の息遣いが翡翠まで伝わってくる。



 「お仕置きはお預けか・・・」


翡翠の耳元で琥珀が囁く声は、媚薬のように翡翠を惑わす。







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