【完】 SECRET♥LOVE 危険なアイツの危険な誘惑

 琥珀の若さは翡翠を日に何度も開花させる。

その度に甘い香りを放つ花で琥珀を虜にする。

もう無理なはずなのに・・・疲れ果ててるはずなのに翡翠の身体は琥珀に触れられるだけで琥珀を求める。


眠りにつく時間さえも惜しいほどに。


指を絡め、舌を絡め、汗ばむ身体を重ねて。


 「主任、デザートもおいしいよ」

琥珀の吐息交じりの甘い言葉。

 「・・・///」

翡翠は言葉にならない声で答える。


さっきまでのただ乱暴に強引にねじ込むのではなく、力強く優しく深く翡翠をゆっくり味わう。

本当にデザートを味わうように。


翡翠の身体を何度と寄せる快感の波。

もう何も考えられない真っ白な頭の中で感じるのは琥珀の気配。

翡翠の身体は小刻みに痙攣し琥珀と共に快楽へと昇りつめる。









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