バナナちゃん

僕は、大将を外され副将や先鋒などもやったが、やはり大きな大会では勝てなかった。




部活の先生は、最後の大会は、僕を大将にすると言った。



周りは、どよめいたが先生は部活の主将である僕に賭けると言った。


その変わりに個人戦には、他のメンバーを選んで、団体戦に主力を集めた。



後二日で試合だ。僕は、必死に練習しているが、不安は取れない。



ベッドに座り二本目のバナナを、むいて食べようとしたら、声がした。




「ちょっと待ってよ!!」




僕は、えっと思いバナナをよく見た。




良く見るとバナナに、口と目と鼻がついていた。


< 3 / 19 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop