バナナちゃん
僕は、大将を外され副将や先鋒などもやったが、やはり大きな大会では勝てなかった。
部活の先生は、最後の大会は、僕を大将にすると言った。
周りは、どよめいたが先生は部活の主将である僕に賭けると言った。
その変わりに個人戦には、他のメンバーを選んで、団体戦に主力を集めた。
後二日で試合だ。僕は、必死に練習しているが、不安は取れない。
ベッドに座り二本目のバナナを、むいて食べようとしたら、声がした。
「ちょっと待ってよ!!」
僕は、えっと思いバナナをよく見た。
良く見るとバナナに、口と目と鼻がついていた。