バナナちゃん
僕は、バナナを幻覚だとは思えくなっていた。
バナナは少し疲れた声で言った。
「今日はここまで普段皮に包まれてるから疲れちゃった。
それとも食べちゃう。食べてもいいのよ。」
バナナの目が少し疲れた感じに見える。
良く見ると目の下にくまが出来てるようだった。
僕は、慌て言った。
「いや食べないよ。まだ話したいよ。」
バナナは、少し疲れた声で話す。
「今日は、ダメ明日なら又話せるから皮を上手く包んで日陰に置いてよ。」
今日はダメが、なんとも色気が、あった。
僕は、バナナの皮をそっと元にもどした。
綺麗に剥いていたが、少しすき間が出来てしまっていた。
バナナをそっと、机に置く。
バナナは、可愛い声でおやすみ。と言った。
やはり、色気があった。