Love♡LDK

「おいで。満奈」

起き上がって手招きすると、よちよちとこちらに来て俺のベットの脇にしゃがんだ。

「どした?」
「ふぇっ・・・。雷・・・、怖いよぉ・・・」

訪ねると、涙声で俺を見た満奈。

15歳の桜井満奈。

雷が怖いのか!?

しかも、涙が出るほど・・・。

ちょっとびっくりした。

けれど、やっぱり可愛い。

雷が怖いとか・・・、妹みてぇ。

「だから・・・、一緒に寝ても、いい?」

・・・はあっ!?

今・・・、何て言った!?

コイツはホントに満奈か?

「おっ、おう・・・」

待て待て待て!!

一緒に寝たら俺の理性がもたねぇ。

でも、ほっとくわけにはいかねぇし。

だって、俺の大事な女だから!




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