Love♡LDK
風呂からあがって、髪を乾かす。
「隼斗の髪っていい匂いだね~」
俺の髪を触りながらそう言う満奈。
すげぇドキドキするんだけどっ!
「ふんふ~ん♪」
鼻歌を歌いながら俺の髪を乾かす満奈はめっちゃ可愛い。
・・・キスしてぇ。
思い立ったら即行動!
「満奈」
「ん~?・・・きゃっ・・・」
満奈の腕を引いてキスした。
俺らさぁ・・・、甘くね?
この雰囲気とか。
いや、全然悪くないけどな。
ポタポタと、満奈の髪から雫が落ちる。
名残惜しいけど唇を離した。
「貸せ」
満奈からドライヤーを奪い取る。
ソファに座らせて、俺は満奈の髪を乾かし始めた。
・・・さらっさらだな。
「・・・気持ちいい。眠くなってきたぁ~」
ウトウトし始める満奈。
「これからもっと気持ちよくなる事するんですけど?満奈ちゃん?」
耳元でそう囁くと、顔が真っ赤になり目を大きく見開いた。
「今日は寝かせねぇけど」
「隼斗の意地悪・・・」
いや、顔を真っ赤にしながら言われても・・・。
「ふっ、可愛い」
「なっ・・・、あたし可愛くないし!」
再びタコになる満奈。
「可愛いよ」
「可愛くないってば!」
いやいやいやいや・・・。
大きな瞳に、小さな唇。
それだけ整った顔してれば、男なんていーっぱい寄ってくるしな!
マークが必要だ。
でもな・・・コイツも芸能人だし・・・。
ドライヤーを止めた。
「よし、行くか」
満奈を抱きあげ、俺の部屋に向かった。