Love♡LDK
「ただいま・・・」
その日の22時。
隼斗がへとへとになって帰って来た。
「おかえり」
「満奈不足~・・・」
玄関で出迎えると、ギュッと抱きしめられた。
・・・満奈不足?
なんだそれ?
「充電のチューしていい?」
甘えた様な声。
隼斗が可愛い。
コクリと頷くと、唇同士が重なる。
「・・・んんっ・・・」
深くて長くて甘いキス。
離れては重なり、また離れては重なりの繰り返し。
「飯食った?」
「うん」
「んじゃ、風呂入るか」
あたしのおでこにチュッて軽いキスをしてから、隼斗は部屋に入る。
支度をして、脱衣所に一緒に行った。
「マジ疲れた・・・」
服を脱ぎながらボソッと隼斗は言った。
確かに・・・顔がげっそりしている。
「じゃあ、あたしが癒してあげよっか?」
だから・・・ちょっとだけおまけ。
少し背伸びして、一瞬だけのキスをした。
・・・と思ったら。
離れたあたしの顔を隼斗の腕が引き寄せ、またキス。
「・・・んな姿で言っても、誘ってるとしか思えないんだけど?」
「えっ、あっ・・・」
あたし、下着姿だったんだ!
恥ずかしさがこみ上げて来て、両手で顔を隠した。
「今更・・・、可愛すぎ」
隼斗はそんなあたしを抱き締めた。
―――――プチン
ブラのホックが外れる音がした。
「このまま襲ってもいいの?」
その質問に、首をぶんぶん振った。
「変態・・・」
「そうか?男はみんな変態だ」
急に元気になりやがった・・・。