Love♡LDK
(side満奈)

今日のあたしは、おかしいんじゃないかってくらいハイテンション。

理由?

そんなの決まってるじゃん。

隼斗と、ずっと一緒にいられるからだよ・・・。

それに、こうして2人で泊りに来るのも初めてだしね。

ありがとう・・・隼斗。



2人で夕日と海を見た後、旅館に戻ってきた。

すると、部屋には既にご馳走が並んでいて。

「美味しそう!」
「美味そうだな」

隼斗といろんな話をしながら、料理を食べた。

超楽しい!

「隼斗ぉ~。チューしよ?」
「満奈・・・酔ってる?」

コーラで何故かほろ酔い気分のあたし。

ヤバいよぉ~。

隼斗は完全に引いてる。

・・・でも、その後に。

「はいはい。お望み通りしてあげますよ」

妖しい笑顔でそう言われて、

「・・・んんんっ!?・・・」

超濃厚なキスをされました。

「はぁっ・・・はぁっ・・・」
「言っとくけど、お前が悪いんだからな?」

あ~ぁ。

俺様スイッチが入っちゃいましたね。

・・・入れたのは多分あたしなんだろうけど。

「今日の満奈ちゃんはテンション高いね♪」

ほらぁ・・・。

あたしの事を“満奈ちゃん”と呼ぶ時は、大抵俺様の時だ。

「夜もたくさん鳴いてくれると嬉しいなぁ~」

・・・無視無視。

こういうのは、シカトが1番だ。

「あー、楽しみ♪」

そう言う隼斗の言葉を聞き流し、蟹にかぶりついた。

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