Love♡LDK
「どういう事?」
俺が聞くと、
「・・・言わなきゃダメ?分かんない?」
そんな返事が返ってきた。
すみません、満奈さん。
「・・・まったく分かりません」
素直にそう言った。
「馬鹿隼斗」
今、けなされたよな?
今、馬鹿にされたよな?
許せねぇ。
でも今は・・・満奈の言葉の意味が知りたい。
「だーかーらー」
よく見ると、耳が真っ赤に染まってる。
今の体制のまま、満奈は、
「隼斗が“夜も頑張っちゃおうかな”って言った時、あたし“遠慮しとく”なんて言ったでしょ?あれ・・・嘘だよ」
一気に喋った。
あぁ・・・。
そう言う事ね。
それを聞いた瞬間、嬉しさが込み上げる。
それって、要するに、
「じゃあ、頑張っていいの?」
抱いてもいいって事だろ?
「・・・うん」
恥ずかしいのか、いまだに顔を上げない満奈。
小さく返事をした。
「楽しみにしとく。あと、飯待ってるから」
―――チュッ
1回だけ軽くキスしてから、ソファに戻った。
キスした時、満奈の唇に噛みついたけど、そこは気にしない。
満奈は真っ赤な顔で料理を再開した。
やっぱり満奈って可愛い。
最高の女だ。