愛しいキミは♂大親友♀ 〜女装男子の悩める日々 2〜
あんずの肩がピクッと反応する。



オレの言いたいこと、
さすがのあんずもちゃんと
気づいてるみたいだ。



「クッキー食べる?」



「食う♪」



それからベンチと噴水の
ある所に移動して、買って
きたジュースと一緒に
あんずが焼いたクッキーを
食べた。



ちょっと焦げ目がついてる
のもあったけど、なかなかの
出来映えだ。


つーか、オレが想像してたの
よりは遥かに上出来。



「ウン、旨い!

一人で作ったのが初めて
とは思えないな!」


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