愛しいキミは♂大親友♀ 〜女装男子の悩める日々 2〜
たぁくんが美味しいって
食べてくれるの見てたら、
ホントに幸せな気持ちだった。



こんなふうに、もっとずっと
一緒にいたいな。

心からそう思う。




「さてと。次、どこ行く?」



たぁくんが出たゴミを
まとめながら尋ねてきた。



あたしはちょっと首を捻って、



「次はたぁくんの行きたい
所にしよ?」



ウサギ園はあたしのリクエスト。


あたしのだけ聞いて
もらってるんじゃ、なんか
悪いもんね。



「そう? それじゃあ……」



たぁくんは、少し考える
仕草をしてから言った。


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