愛しいキミは♂大親友♀ 〜女装男子の悩める日々 2〜
「たしかさ。ここ、小さな
プラネタリウムが併設
されてたと思うんだよな。

それ行きたいかも……」



「プラネタリウム?」



そう言えばあったかも。



でも本当に小さいし、ここは
あくまで屋外の自然が
メインだから、あんま
人気ない感じだったような。



(たぁくんがそんなの
行きたがるなんて、
ちょっと意外……)



「たぁくん、星好きなんだ?」



「えっ? うん、実は
そうなんだよ!

宇宙に思いをはせるっつーか!」



妙にハイテンションで
大声をあげるたぁくんに、
あたしはクスッと笑って、


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