愛しいキミは♂大親友♀ 〜女装男子の悩める日々 2〜
あたし達は真ん中に近い
席に座って、ゆったりと
天井を見上げた。
すぐに照明が落ち、ナレー
ションと共に上映が始まる。
「わぁ………」
場所柄人気はなくても、
内容は充分だ。
小さなホールの丸い天井は
あっという間に満点の星空に
なって、無数の神秘的な
光を瞬かせる。
小規模で天井が近いからか
わかんないけど、手を
伸ばせば星に届きそうで、
ドキドキした。
「キレイ……!」
思わず漏らした声に、
たぁくんが『そうだな』
って相槌を打つ。
_
席に座って、ゆったりと
天井を見上げた。
すぐに照明が落ち、ナレー
ションと共に上映が始まる。
「わぁ………」
場所柄人気はなくても、
内容は充分だ。
小さなホールの丸い天井は
あっという間に満点の星空に
なって、無数の神秘的な
光を瞬かせる。
小規模で天井が近いからか
わかんないけど、手を
伸ばせば星に届きそうで、
ドキドキした。
「キレイ……!」
思わず漏らした声に、
たぁくんが『そうだな』
って相槌を打つ。
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