愛しいキミは♂大親友♀ 〜女装男子の悩める日々 2〜
「……そーゆーとこが、
好きなんだけど」
「え…………?」
――フワッと、風が起こった。
あたしの心臓が、ドクンと
跳ねる。
なんか急に、前が見えなく
なって。
そして――それと同時に
感じる、温かくて柔らかな感触。
唇に触れる、
その温もりは――…。
(たぁくん……!)
壊れるんじゃないかって
くらい、体がとんでもない
ことになってたけど。
でもその感覚は、嫌じゃ
なかった。
それよりもむしろ嬉しくて――
何だかもっともっと、
たぁくんを好きになりそう
って、予感がした。
_
好きなんだけど」
「え…………?」
――フワッと、風が起こった。
あたしの心臓が、ドクンと
跳ねる。
なんか急に、前が見えなく
なって。
そして――それと同時に
感じる、温かくて柔らかな感触。
唇に触れる、
その温もりは――…。
(たぁくん……!)
壊れるんじゃないかって
くらい、体がとんでもない
ことになってたけど。
でもその感覚は、嫌じゃ
なかった。
それよりもむしろ嬉しくて――
何だかもっともっと、
たぁくんを好きになりそう
って、予感がした。
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