愛しいキミは♂大親友♀ 〜女装男子の悩める日々 2〜
スカートの裾も気にせず、
ボサッと簡易ベッドに
仰向けに大の字になる。
悟は『やれやれ』って顔で
肩をすくめて、ベッドの
傍を離れ自分用の椅子に座った。
「お前がそこまでイラつく
なんて珍しいな。
……そんなに、あの広崎
あんずにハマってんのか」
「……………」
「伯父さんも本気みたいだぜ。
今のままじゃ、下手したら
バーサンの許可がくつがえる
こともあるかもなぁ」
「――だからうるせーって!
つか、よくお前がしゃあ
しゃあとしゃべれんな!?
お前が父さんにバラすから、
こんなことになってんだろが!?」
_
ボサッと簡易ベッドに
仰向けに大の字になる。
悟は『やれやれ』って顔で
肩をすくめて、ベッドの
傍を離れ自分用の椅子に座った。
「お前がそこまでイラつく
なんて珍しいな。
……そんなに、あの広崎
あんずにハマってんのか」
「……………」
「伯父さんも本気みたいだぜ。
今のままじゃ、下手したら
バーサンの許可がくつがえる
こともあるかもなぁ」
「――だからうるせーって!
つか、よくお前がしゃあ
しゃあとしゃべれんな!?
お前が父さんにバラすから、
こんなことになってんだろが!?」
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