愛しいキミは♂大親友♀ 〜女装男子の悩める日々 2〜
だからそれを逃れるためには、
父さんの気に入る舞をする
しかない。
悟が言ってるのはそういう
ことで、もちろんオレも
理解はしてる。
自分は精一杯やってる
つもりだから、一体何が
気にくわないのかは、
わからないけど……。
(あぁもうっ。
スッキリしねぇっ)
あんずと両想いになって
つき合い始めたら、全部
万々歳だと思ってたのに。
「……なーんで、こんな
ことになっちまうかな――」
吐き捨てるように呟いて、
オレは無機質な天井を
ボンヤリと眺めた……。
★★★★★
_
父さんの気に入る舞をする
しかない。
悟が言ってるのはそういう
ことで、もちろんオレも
理解はしてる。
自分は精一杯やってる
つもりだから、一体何が
気にくわないのかは、
わからないけど……。
(あぁもうっ。
スッキリしねぇっ)
あんずと両想いになって
つき合い始めたら、全部
万々歳だと思ってたのに。
「……なーんで、こんな
ことになっちまうかな――」
吐き捨てるように呟いて、
オレは無機質な天井を
ボンヤリと眺めた……。
★★★★★
_