愛しいキミは♂大親友♀ 〜女装男子の悩める日々 2〜
ACT-5 スレチガイ
陵side
★★★★★
「違う違う、そうじゃないだろ!
何回言えばわかるんだ!」
父さんが怒鳴って、オレの
動きを止めた。
「まったく……続けても
意味なさそうだな。
しばらく休憩だ!」
鼻息荒くそう言って、
ドスドスと出ていく父さん。
「………チッ」
オレは無意識のうちに
舌打ちをして、壁に手をついた。
「何だってんだよ……
ったく……」
ヤバいループにハマってる。
完ペキな悪循環だ。
それはわかってた。
_
「違う違う、そうじゃないだろ!
何回言えばわかるんだ!」
父さんが怒鳴って、オレの
動きを止めた。
「まったく……続けても
意味なさそうだな。
しばらく休憩だ!」
鼻息荒くそう言って、
ドスドスと出ていく父さん。
「………チッ」
オレは無意識のうちに
舌打ちをして、壁に手をついた。
「何だってんだよ……
ったく……」
ヤバいループにハマってる。
完ペキな悪循環だ。
それはわかってた。
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