アニメラブ
「原丸の家、ここなんだ…」
私の家まで送ってくれた七瀬くんは、まじまじと私の家を見ている
「な、七瀬くん…送ってくれてありがとね」
「あ、うん」
「じゃ、じゃあまた明日ね」
「また明日」
あー、緊張した
二人で並んで歩くの、すごいドキドキした
家に着くまで、すごい緊張して、冷や汗かいちゃったよ
去っていく七瀬くんの背中を見て、なんだか離れたくないなんて思ってしまった
「い、家入ろ」
ドアを開けて家の中に入れば、お母さんがニコニコ笑顔で玄関に立っていた
「おかえり、ねぇ…今誰かと喋ってたでしょ?」
「み、見てたの?」
「ドア開けようとしたら、声が聞こえたから…もしかして、彼氏?」
「ち、違うよ!友達」
「ふ~ん、マルに男友達なんて、珍しいわね~」
「そ、そうかな?」
「顔見ればよかったわ~」
顔見たら、驚くだろうな
あんなイケメン、なんでマルと友達なのよ!とか言いそうだな
今日は、特別な日になったな