アニメラブ




「…そんなの、嫌です」

「は?」

「七瀬くんと話すのは、すごく楽しいんです…。だから、嫌です」

「ふざけたこと言ってんじゃねーぞっ!」



ふざけてなんかない…私は七瀬くんと話したい


もっと、七瀬くんに近づきたい




「原丸ッ!」



…この声、


「何してんだよっ!」


彼女たちに捕まれていた腕が、離れていく


「大丈夫かっ?」

「う、うん」

「お前ら、ふざけんなよ」



七瀬くんが、今まで見たことない表情をしていて怖くなった


「言いたいことあるなら俺に言え!原丸は関係ねぇだろ!」

「なんで七瀬っ、最近その子とばっかいるのよっ!」


ナミが、七瀬くんに近づいてそう叫んだ


「誰といたいかは、俺が決めることだから。俺は、お前らみたいな奴とは一緒にいたくない」

「…七瀬の馬鹿ッ!」

「とにかく、原丸になんかしたら、お前らとは絶交だから」



…七瀬くん



助けてくれて、嬉しかった

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