彼女は嘘に隠れている


今日は特に頼まれることなどなく、

ストレスも溜まんなかった。

けれど・・・。

「ねぇねぇ、君が龍宮 水樹?」

「えっ?」

声をかけてきたのは藍色の天然パーマの男の子

「違うの?」

首を傾げて聞いてくる。

めっちゃ可愛いんですけど!!

可愛い子が何のようだろう?

「私がそうですけど・・・」

「良かった、帝のお使いちゃんとできた」

帝・・・。

それは、一体誰?

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