彼女は嘘に隠れている

作ったご飯をテーブルに置き、予約していたビデオをつけた。

『独眼猫 にゃさむね』っとタイトルが表示される。

水樹はそのアニメを見ながらご飯を食べ始めた。

「ニャンッ ドゥッ パーンチッ!!」

「いっけぇーにゃさむね」

食べていたご飯をやめてテレビに向かって右手を前に出した。

水樹にとってこのアニメは最大の癒しである。

やっばい、ちょー可愛いんですけどっ!!

興奮しすぎで鼻血が出るが、

鼻血など気にせずに夢中になって見ている水樹。

   
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