彼女は嘘に隠れている

にゃさむねを見終わって、

食器をあらい明日の準備を始める。

時計の針は9時を指しており、

準備を終えたのはその数分後だった。

「そろそろ・・・」

窓から外を見つめて、

クローゼットから何やら取り出すとそれをリュックに入れる。

「行ってきまーす」

鍵をし、外へと歩き出す。

ワクワクする鼓動を抑えて。


          


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